鶏肉イメージ

鶏肉の歴史

普段よく口にする鶏肉ですが歴史や種類に関しては意外と疎いものです。

鶏肉はどのような形で日本で普及し、いつの時代から食べられるようなったのでしょうか。 今ではどこにでもいるイメージのあるニワトリですが、もともとは4,000年以上前にインドで飼育されていた赤色野鶏が各国に渡り、世界中に広まったとされています。 赤色野鶏はインドや中国で長年に渡り改良され、大きさや産卵で大きな変貌を遂げました。 現在のニワトリがあるのはこの改良のおかげでしょう。日本にははるか昔に中国から朝鮮半島を経由して渡来したといわれます。 平安時代に中国からショウコクと呼ばれる尾の長い鶏が渡来し、当初は宮廷の闘鶏として愛用されていましたが後に各地の地鶏と混血し、日本固有の種を作り出すこととなります。

今では手頃な価格で親しまれる鶏肉ですが、明治時代から戦前までは高額なものでした。 しかし戦後、アメリカ駐留軍の影響から鶏肉料理の需要が増大すると農家が内職的に食肉用として鶏を飼育するようになったのをきっかけとして、 昭和28年にはブロイラー産業が開始されました。 昭和40年にはアメリカからブロイラー用のヒナ鶏が輸入され、それに伴い生産量も増加してくると、日本人の食を支えるようになってきました。 また日本全国へ広がった赤色野鶏は各地で独自改良され地鶏となります。 地鶏とは比内地鶏や名古屋コーチンといった高級鶏肉で、これらは純血な地鶏が片親であることを前提に別種を掛け合わせた雑種です。